皆さん、おはようございます。庚午スマイル整骨院です。
今日は腱鞘炎について書いていきます。
腱鞘炎とは、腱を覆っている腱鞘(けんしょう)に何らかの理由で痛みや腱の通過障害を起こすことを言います。
腱は骨と筋肉のをつなげる、繊維性の結合組織です。腱は腕から指まで束状に何本も通っており、手首の動きが可能になります。
腱鞘炎の原因は、腱鞘の変性や日常生活での手指の使いすぎ、糖尿病などにより発症します。
腱鞘の変性とは、腱鞘がむくみなどのためにより肥厚したり、硬くなったりすることをいいます。
親指を無理に使いすぎると、親指の腱と腱鞘に炎症が起こることがあり、このことを【ドケルバン病】といいます。
また、レジを打つ、字を書くなどの動きに関連して【ばね指】を発症することがあります。
ばね指になると、指がスムーズにに動かすことができなくなり、引っかかりを感じるようになります。
腱鞘炎の発症を予防するには、同じ動作を繰り返すにしても適度に休息をとることが重要になります。
症状がひどい場合であれば、最悪の場合手術をしなければなりません。
腱鞘炎を発症した場合は、原因となっている動きを制限し、無意識にやってしまう動きがある場合には、テーピングや湿布を使うのは効果的です。
しかし過度に動きを制限してしまうと、関節の拘縮【固くなること】になってしまうので、安静の仕方には工夫が必要になります。
さらに関節の拘縮予防にストレッチをするとなおいいです。
腱鞘炎では痛みに対する治療はもちろんですが、腫れに対する治療も大切です。
腱鞘炎は仕事や日常生活に関連して発症します。
そのため発症リスクの高い動作に従事することは、日頃からの予防を心がけることが大切です。
腱鞘炎を悪化させないためにも、疑わしい症状がある時には早期受診、早期治療を行うことを行ってください。
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