こんにちは。庚午スマイル整骨院の三上です。
今回は胸郭出口症候群について、お話しさせていただきます。
胸郭出口症候群という言葉、あまり耳にされないかと思いますが、吊革につかまるときや、物干しの時のように腕を上げる動作で、上肢(腕や手)のしびれや肩・腕・肩甲骨周辺の痛みが生じたり、前腕の小指側に沿って痛みとしびれを感じたり、握力が低下するなどが主な症状です。
その原因として、上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する神経が
①前斜角筋と中斜角筋(首の筋肉)の間
②鎖骨と第1肋骨の間
③小胸筋の停止部の後方
を走行し、それぞれの部位で締め付けられたり、圧迫される可能性があるからです。
これらは筋肉が硬くなったり、骨の位置関係が狭くなったりすることで起こります。
この症状になりやすい方は
・猫背やなで肩の方
・重いものを持ち運ぶ方
・運動をあまりせず筋力が弱い方
などで、前述の症状があれば、胸郭出口症候群の可能性があります。
予防のためには
・重いリュックサックを背負わない
・片側ばかりにかばんなどを担がない
・姿勢を正しくする
などを心がけると有効です。
当院ではこれらの症状に対して、手技療法や矯正治療、特殊電圧治療を組み合わせることによって、筋肉を柔らかくし、骨格を正常な位置に戻すことによって症状を改善し、根本治療を目指しています。
腕のしびれや痛みでお困りの方は、是非一度当院にご相談ください。
庚午スマイル整骨院
〒733-0822 広島市西区庚午中4-19-28
TEL:-082-2058-2181