皆さんこんにちは(^▽^)/
今日は現代社会に多い『生活習慣病』についてお話します。
生活習慣病とは、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与しているた考えられる疾患の総称です。日本ではかつて加齢によって発病すると考えられていたため『成人病』と呼ばれていました。ですが後の研究によって生活習慣が大きく関与していることが判明しました。
この様な疾患と肥満を複合する状態を、医学的にはメタボリックシンドロームと言います。また、癌・脳血管疾患・心臓病の3大死因も生活習慣病との関係性が深いと言われています。ここでいう生活習慣とは、食事の内容・喫煙習慣・運動習慣・飲酒の習慣の事です。
日本では生活習慣に起因する疾病として、癌・脳血管疾患・心臓病(3大死因)となっています。また食生活の面では10年前と比べて日本人が魚や野菜を食べる量が減り、肉食が1割近く増えていることが分かっています。厚生省は『野菜の摂取量が少ないと生活習慣病の発症のリスクが高まる』としています。
食生活は、癌の発症原因の30%に関わっているとされています。食生活の欧米化との関連で生じている傾向が強いのは『乳がん』『前立腺がん』『大腸がん』です。日本の食生活は、牛乳⇒15倍、肉・鶏肉や卵⇒7.5倍、脂肪⇒6倍に摂取量が増加し、一方、米の消費量は0.7倍に減少しています。このような傾向は、若い人や金銭に余裕がある人、農家ではなく都会に住んでいる人に良く見られ、この食生活の改善のために『日本型食生活』が提唱されています。食生活指針や食事バランスガイドなどが策定されています。炭水化物を中心として食べ、動物性食品を適度にし、野菜を食べ、塩分や甘い飲食品を控えるなどの指摘があります。
このように、日本人の生活習慣病は私たちの意識次第で改善や予防ができるということです。
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