こんにちは❕
今日は慢性腰痛についてお話します。
慢性腰痛の痛みの特徴は、痛み自体はさほど大きくなく、鈍く重苦しい痛みであったり、『ズキズキ』『ジンジン』『ジーン』といった身体の奥に響くような痛みである場合が多いです。不快な痛みが慢性的にダラダラと続いたり、痛みが収まったり強くなったりを繰り返したり、徐々に強くなっていく場合もあります。腰のコリ、張り、疲れ、重さなど違和感や不快感を感じることも良くあります。
何をきっかけに、いつ痛みが始まったのか正確に言えないことが多いです。初めから鈍い痛みが生じることもあれば、激しい急性腰痛をこじらせて慢性腰痛に移行するケースもあります。
慢性化する、主な原因は『腰に負担をかける生活』『加齢』『精神的ストレス』『過度の安静』です。この中でも、『過度の安静』による弊害は…
・運動不足になり、筋肉や骨などの組織が衰え、関節の動きも悪くなり、腰を支える力が弱まる
・身体を動かさないことにで血行が悪くなる。すると筋肉が固くなって痛みを生じやすくなるほか、痛みや疲労が回復しにくくなる。
・寝てばかりいると気持ちがふさぎこみやすい。また、意識が痛みだけに向いてしまい、痛みというストレスが高まって更に痛みが強まるという悪循環にハマる。
急性腰痛とは違って、慢性腰痛では何の対策もせずに自然に治る確率は低く、科学的根拠に基づいた治療が必要となります。腰の障害がだいぶ進行して悪化していたり、内臓の病気が原因だったり、ストレスなどの心理的要因が深く関与していたりといったことが多いため、治るまでにはどうしても時間がかかります。
慢性腰痛は身体の自然な老化現象として発生したり、痛みの元となる骨や神経の損傷が自然治療しないほど進んでしまっていたりと、痛みを根治できないケースも多いです。一時的に痛みが解消しても、その後再発する頻度も高くなります。そういった場合は、多少痛みは残っても日常生活を送れるくら回復すれば十分だと考えるべきでしょう。
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