皆さん、こんにちは♫庚午スマイル整骨院です。
今日は『捻挫』についてお話しようと思います。
皆さんも、一度は経験したことのあるものだと思います。特に、スポーツの最中は多いと思います。そんな身近に起こりうる外傷『捻挫』の特徴的な症状を紹介していきます。
●痛み:捻挫をすると、本来できるはずの動きをする時に痛みが走ります。これは、関節が本来の機能を失っているために起きます。特に、捻挫の原因となった時と同じ向きに捻るなどの行為をする時に痛みが走ります。その他にも、捻挫により損傷した靭帯部位を押すなどの刺激を与えた時にも痛みが走ります。(これを圧痛と言います)診察時には、この圧痛箇所を触診することによって、痛めた関節構成組織、部位の特定をすることができます。
●腫れ:捻挫をした箇所が腫れることはよくあります。これは、捻挫のほとんどのケースで関節包靭帯絵を損傷しているからです。そのため、関節包靭帯の内面にある滑膜層が炎症を起こし腫れてしまうのです。腫れを起こす成分は、滑膜層から分泌される液状の物質です。この液状の物質は、関節の可動範囲を狭めたり、痛みを引き起こしたりもします。きちんとした治療を受ければ、腫れは引いていきます。
●内出血:捻挫の程度がひどい場合は、内出血が起こります。関節包靭や側副靭帯などが断裂することにより、その部位から出血をしてしまうことによって起こります。内出血をしている時は、捻挫箇所が青黒くなり、皮下出血班が広がっていることも目で確認できます。内出血している場合は、きちんと固定しなければなりません。固定することを怠ると、関節が動くたびに傷口が開いてしまいます。傷口が開くことにより、靭帯の再生を妨げ、関節の修復にも時間を要することになります。
以上三つの点が捻挫の特徴的な症状となります。
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