皆さん、こんにちは(^▽^)/庚午スマイル整骨院です。
今日は『肉離れ』についてお話します❕
運動をしている人にとっては非常に身近な体の故障原因である『肉離れ』という現象、実際に『肉離れ』を経験された方も多いと思います。その多くは激しい負荷のかかる運動をしている方が多いようです。
ただ、普段運動をしていないにもかかわらず肉離れを起こし、非常に痛い思いを経験したことがあるという人もいます。
肉離れの初期症状として一番多く感じる症状は『強い痛み』です。あまりの痛みにうずくまってしまうほどの痛みが走り、座り込んでしまうくらいの痛みです。
肉離れという言葉から、筋肉がどこかから剥がれたようなイメージがありますが、実際には筋肉が断裂している状態であり『筋損傷』『筋断裂』という言葉が正式名称です。
肉離れだから安静にしておくと治ると思い込んでケアを怠ってしまうと、完治まで時間がかかってしまいます。また、肉離れが再発しやすい体になってしまいます。
肉離れになってしまう原因として、筋肉に対し強い負荷をかけた場合に肉離れは発生します。強い負荷というのは、サッカーやテニスなど走ったり飛んだりといった激しいスポーツの事です。
また、本来ならば強い負荷ではないのですが、運動不足が起因となり歩いていたのに遅刻しそうだから❕といって猛ダッシュしたといったような『思わぬ負荷』がかかってしまい肉離れを発生させたりします。
これまでに書いたように強い負荷がかかった時に、肉離れは非常に発生しやすいのです。しかし、肉離れが起こる前の段階ですでに身体は肉離れを起こしやすい状態になっているのです。
肉離れを起こしやすい体になってしまう要因で最も大きな要因は姿勢の悪さです。悪い姿勢が長時間続くことにより、身体に歪みが生まれます。特に骨盤の歪み、歪んでいる状態+筋肉が固まった状態により肉離れの発生率をグンと上げてしまいます。
筋肉は基本的にどの部位でも骨と骨に付いていて関節を跨いでいます。筋肉の付着部である両端の骨が歪んでいたりズレているような状態だと、それだけで筋肉に捻じれやハリができてしまいます。
筋肉がニュートラルの状態でこのような状況になっていると、強い負荷がかかった時、衝撃に耐えきれず肉離れを起こします。
骨盤は身体全ての土台になっている場所です。特に太もも周りについている筋肉たちのほとんどは骨盤についています。
ですから、肉離れを早期に完治させる為、また肉離れを事前に防ぐためには、普段の生活から姿勢に気を付け身体に歪みを生ませないような状態を作っていく必要があります。
また、痛みが強いと揉んだりさすったり色々痛みから解放されようと患部を触ってしまってはダメです。
急性期の場合は患部を安静にし、アイスノンなどで患部を冷やすことをしていきましょう。急性期を過ぎたら、温めて筋肉を柔らかくしていく必要があります。食用のお肉も同じように、冷やすと硬くなり温めると柔らか くなります。
人間の筋肉も同様でずっと冷やしているといつまで経っても柔らかくなりません。ですから急性期を過ぎたらすぐに温めるようにしましょう。
急性期が終わるタイミングは、基本的にお風呂に入って温まった時に”痛みが強くなるか”という事を目安にしてください。
以上の事を気を付けるとともに、すぐに最寄りの整骨院・接骨院・整形外科を受診してください。
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