皆さん、こんにちは(^▽^)/庚午スマイル整骨院です。
10月も後半に突入し、朝方や日が暮れると寒さを感じるようになりましたね。この時期に注意してほしい感染症…それが『マイコプラズマ肺炎』です。今日はその『マイコプラズマ肺炎』についてお話します。
マイコプラズマ肺炎の初期症状は『発熱』です。38度台の比較的高熱が出て、何日か遅れて咳が出ます。最初は一般の風邪と変わらないことが多く、全身の倦怠感・喉の痛みがあります。症状は次第に悪化していき、頑固な咳が続きます。この咳は痰がが多く絡むわけではなく、乾いた咳であることが特徴です。
『肺炎』とついていますが、肺炎の症状まで至らず、『上気道炎』『気管支炎』でとどまる場合もあります。
マイコプラズマ肺炎の原因菌は『肺炎マイコプラズマ』という細菌です。この細菌は、自己能力増殖能を持つ最小の生物で、一般的な細菌とは異なった特徴をいくつか持ちます。
一つは、細胞壁を持たないという事です。それにより、細胞壁の合成を阻害することで治療効果を持つ「ペニシリン」「セフェム系」などといわれる『抗生物質』が効かない特徴があります。
マイコプラズマ肺炎の感染経路は、飛沫感染と接触感染があります。
先ほどもお話したように、マイコプラズマ肺炎には有効な予防接種がありません。流行する季節には『手洗い・うがい』をし、マスクを着用すること、感染者との接触を極力避けることが大切になってきます。潜伏期間が1週間から2週間あるため、自分が感染している場合、他人に移してしまう可能性もあります。そのため、咳やくしゃみなど人のいない方にするなど、ちょっとした気遣いも感染を広げないために大切です。
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