寝違えとは睡眠中に同じ姿勢が続いたり、無理な首の動かし方をすることにより、筋肉や靭帯に負担がかかり炎症を起こした状態をいいます。
良くある寝違えやすい状況としては、うつ伏せでずっと右側に首を向けて寝ている、といった状況です。目覚めた時に発生することが多いので『寝違え』と呼ばれますが、『寝違え』は医学用語ではなく、頸部周囲の靭帯や筋肉の急性炎症による痛みの総称を指します。ソファで長時間テレビを見るなど、睡眠中ではなくも同じ現象が起きることがあります。
寝違えの多くは睡眠中に起こり、不自然な体勢が続く事により炎症を引き起こします。私たちは寝ている時、同じ体勢が続かないように寝返りをうちます。ところが、睡眠不足や疲労過多、泥酔状態だと熟睡しすぎてしまい、寝返りが減り寝違えやすくなってしまいます。また日頃から『枕など、寝具が身体にあっていない』『体の歪みにより、いつも曲がった姿勢で寝ている』『肩こりなどで筋肉が硬くなっていて、少しの圧力でもダメージを受けやすい』といった状態が続くと、寝違えのリスクはさらに上がります。
寝違えでしてはいけない事は、温め、マッサージ。これをやると、動いていた軽症の寝違えも動かなくなってしまいます。いろんなサイトにストレッチなどのやり方が書いてありますが、基本的には動かさない方がいいです。
寝違えの対処法については、まず痛い部分を冷やして横になる事です。アイシングをすることによって少し首が動いてくるハズです。また、首を固定した状態で専門の機関に行きましょう。飲酒、入浴など入浴などは痛みを増幅させる可能性があります。絶対にやめておきましょう。
2~3日で、症状が改善されない寝違えは、重傷できちんと治さないと繰り返しますので専門家の治療が必要です。そして、最初の3日間を乗り切ることが大切です。
安静にしていれば、2.3日炎症が治まる事が多いからです。最初に無理をすれば、痛みが増してしまいます。
寝違えでお困りの方は、一人で何とかしようとせず、整骨院・接骨院・整形外科などの専門医にご相談下さい。
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